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疾病予防ジャーナリスト 佐藤健一|今後さらに2度の温暖化で水不足の影響が最大30億人の見込み

疾病予防ジャーナリスト佐藤健一2022.3.5記事

地球の気温が今後、2度上昇でら30億人に水不足が影響する | 国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)

世界の人口は現在、78億人おり、IPCC(Intergovernmental Panel on  Climate  Change)では2021年8月の報告書で20年以内に気温の上昇は、1.5度に達するとの予測を示しました。
気温が2度上昇すると今世紀末までに慢性的な水不足に陥る人口が8〜30億に至ると予測しています。
食糧生産や健康、生物種への悪影響は気温上昇が進むほど大きくなると警鐘を鳴らしています。
化石燃料に依存しない工夫などこれ以上の地球温暖化の加速を防ぐイノベーションが世界的にさらにスピード感を持って実行していく事が必須となります。
人間の体においては、水分の最大の貯蔵庫が骨格筋(筋肉)です。必要な水分を充分に貯蔵できるように筋肉の量を増やして、身近な所では、夏場の熱中症や脱水症状を防ぐことにもつながります。
日々できる対策は、地球環境を悪化させない人々の日々の行動と定期的な筋トレを日常生活に取り入れて今できる水不足の対策に備えていきましょう!

カラダの水分貯蔵庫は筋肉です! 日々、筋トレを実績しょう!


令和3年は死亡増加数は戦後最大140万人超〔厚生労働省 人口動態統計(速報値)より)〕:コロナ禍の運動不足も起因

厚生労働省の人口動態統計によると令和3年の日本国の死亡者数は、1,452,289人で初めて140万人を突破しました。
令和2年よりも67,745人(4.9%増)増えて東日本大震災(平成23年:2011年)の55,000人を上回りました。
原因は、新型コロナウィルス感染症だけでなく、運動不足などによる心不全などの心臓循環器疾患など、コロナ禍の余波とみられる死亡数が増加しました。

厚生労働省が発表している令和3年1月〜9月の死因別のデータによると心臓などの循環器系疾患の死亡者が令和2年の2月1月〜9月よりも10,000人余り増加しました。

特に心臓の働きが弱まる心不全などが増加しており、外出を控えて運動不足などが影響した可能性が示唆されております。
このような世の中においては、自宅でのちょとしたトレーニングがお勧めとなります。
椅子に座りながらの誰もが苦なくできる運動などをお自宅で実践する事をお勧めします。
具体的には、『ズボラ筋トレ(マキノ出版)』という本が自宅で気軽に簡単にできる運動を紹介しています。
是非ご参照ください。

 

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